【Blu-ray&DVD購入者 プレゼントキャンペーン】

2017年1月6日発売の、映画『秘密 THE TOP SECRET』Blu-ray&DVDをご購入いただいた方限定で、次のA賞~C賞が当たる「DVD購入者限定プレゼントキャンペーン」にご応募いただけます!
DVDパッケージの中に入っている専用の応募ハガキでご応募ください。

【対象商品】

・Blu-ray 豪華版(初回限定生産)2枚組 6,700円+税

・DVD 豪華版(初回限定生産)2枚組 5,800円+税

・Blu-ray 通常盤 4,700円+税

・DVD 通常盤 3,800円+税

 

A賞:Tシャツ(計10名様)
t-sh

B賞:タオル(計50名様)
towel

C賞:オリジナルカード型USBメモリ(計100名様)
usb

※景品は変更となる可能性もございます。予めご了承願います。

Wチャンス A~C賞の応募期間:2017年1月6日(金)~2017年2月28日(火)※当日消印有効


【Blu-ray&DVD発売記念】PlayStation®VRが当たる!#秘密のVRキャンペーン開始!

この度、『秘密 THE TOP SECRET』のBlu-ray&DVD発売を記念して、 PlayStation®VR PlayStation®Camera同梱版 (CUHJ-16001)が当たる! #秘密のVR キャンペーンを開始いたしました! playstation_vr

 

これは、期間中にこの『秘密 THE TOP SECRET』サイト内(当サイト: himitsu-movie.jp 内)のどこかに隠された「キャンペーン応募ページへの入り口」を見つけた人だけが応募できるキャンペーンです。(VRプレゼントの応募ページが“秘密”、ということです。)

いま大人気で入手も困難となっているPlayStation®VR PlayStation®Camera同梱版 (CUHJ-16001)が手に入るチャンスですので、皆さま、ぜひ当サイト内のどこかにある、VR応募ページへの秘密の入り口を探してみてください。なお、応募締切は12/31(土)の予定です。

※見つからない場合は、『秘密 THE TOP SECRET』の公式SNSでヒントを配信予定です。

 ぜひフォローまたは「いいね」を押して情報をチェックしてみてください。

 

twitter: https://twitter.com/himitsu_movie

Facebook: https://www.facebook.com/himitsuthetopsecret


リオ・デ・ジャネイロ国際映画祭2016にて、『秘密 THE TOP SECRET』が上映決定!

この度、リオ・デ・ジャネイロ国際映画祭2016(2016年10月6日~10日)のミッドナイト部門にて、『秘密 THE TOP SECRET』が上映されることが決定いたしました!

★ Festival do Rio 2016 (リオ・デ・ジャネイロ国際映画祭 2016)
開催日程:2016年10月6日~16日
上映作品: 『秘密 THE TOP SECRET』(洋題:『THE TOP SECRET MURDER IN MIND』)
上映部門: ミッドナイト部門
上映日:10月12日、10月13日、10月16日
詳細の日時はこちら
http://www.festivaldorio.com.br/br/filmes/himitsu-the-top-secret

●Festival do Rio 2016 公式サイト
http://www.festivaldorio.com.br/

今後の海外での展開もお楽しみに!


8/25(木)生田斗真さん、岡田将生さん、大友啓史監督登壇舞台挨拶(2回目)レポート

そして、2回目の舞台挨拶でも、全国の映画をご覧になった方から寄せられたtwitter質問に、皆さんが答えてくれました。

●衣裳が素敵でした。監督のこだわりは?

●大友監督:特に本編ではテロップとかは出していないんですが、原作では2060年という設定なんです。未来という設定だけど、『マイノリティ・リポート』のようにすると未来すぎてしまうし、どこか他の映画や作品で見たような既視感のある未来になってしまう。原作の世界観はどちらかというとアナログ寄りなので、そこに少しだけ未来っぽいタッチを入れ込んでいければいいかなと考えました。スーツって100年以上前からある衣裳で、その時々の流行りなどによって、少しずつデザインが変化してますよね。その時代その時代のモードや流行の影響を受けざるをえませんから。ですので今回は、少し肩の部分が上がっていたり、3ピースのスーツのボタンをホックにしてみたり、現代の延長上だけど、ちょっと見慣れないデザインにして、今の時代とも違うものをこだわって作りました。

●MC:生田さん、着心地はいかがでしたか?

●生田さん:
シャツの下にタートルネックを着ていたんですが、とにかく暑かったです(笑)。撮影が真夏だったんですが、ハイネック、シャツ、防弾チョッキ、ベスト、ガンホルダー、そしてジャケットを着ていたので、もう暑い暑い!大変でした(笑)。

薪は、常に防弾チョッキを着ているので、インナーとしてハイネックを着ているんです。それは何故かというと、「自分が死ぬときは頭を撃って記憶とともに死ぬ」という気持ちのあらわれなんですよね。

●大友監督:
薪の頭の中は、国家機密がたくさんあって、それを人に見られないようにということなんですよね。岡田さんとのシーンで「俺を殺すなら脳を撃って殺してくれ」っていうシーンがあったんだけど、泣く泣くカットしました。

●岡田さんの柔道シーンがかっこよかったです。練習はどのくらいしましたか?

●岡田さん:結構しましたね。だいたい週に3~4回くらい通わせていただきました。たまに監督も様子を見に来てくださって、青木を演じるにあたり、柔道を通してどうキャラクターと向き合っていくかなどもお話しました。僕自身も心身ともに強くなれましたし、監督ともお話ができたので、とても良い時間でした。

●MC:監督、柔道を始めた時と比べて、だんだん岡田さんは変わってきましたか?

●大友監督:そうですね。だんだん上手く、姿勢も含め堂々としてきたかな、と。
「第九」というのは、捜査権の無いあくまで研究室扱いの組織で、劇中で叩き上げの刑事に揶揄されているように「人の脳みそばかりを覗いている」んですね。一方で実は彼らは元々警察官だから、警察学校などでの訓練を受け、武道や格闘術は一通りできるというのが前提にあるんです。
そこで、刑事としてのスタンスを忘れないでほしいと思って、「第九」の皆さんには、警察の訓練の様子を観てもらったり、実際に参加してもらったりもしました。

また、岡田くんの演じた青木という役は、映画ではどちらかというと野心的で一本気で真っ直ぐなキャラクターとして描いています。意識的に原作とは少し変えているんですね。ご覧の様な素顔も含めて(笑)、弟キャラの岡田将生は散々見てきているような気がしていて。今まで見たことのない、「新しい岡田将生を見たい」という気持ちもあり、今回の青木像は「岡田将生仕様」にしています。
そして、おそらくこの映画の後に、薪と青木は原作に近い関係性になっていくはずです。青木は薪に最後に見せられた映像を視て、そこに含まれた色々な示唆を感じ、生きる希望を見出し、より薪に心酔していくのだと思います。

●どこのセットもロケ地も建物も独特な雰囲気ですが、監督のお気に入りはありますか?

●大友監督:
「第九」のセットですね。外観は、ロケでフランク・ロイド・ライトの昭和初期のトラディショナルな建物で、中はセットなんですが、あの建物のおかげで何となく「第九」の着地点が見えた気がしています。僕たちが知らない「未来」を作るために、僕たちの知らない「過去」を引用して世界観を作っていったんです。あの建物もレンガ造りで、未来っぽい建物ではないけど、その中では最先端の捜査をしているというのが面白いなと。そうして、何となく映画全体のタッチが決まっていきました。
ちなみにあれは神戸の武庫川女子大学甲子園会館だったんですが、学生さんが撮影中にいて、「岡田将生がいるー!」ってキャーキャー言われてましたよね(笑)。

●みなさんのこだわりのシーンを教えて下さい。

●岡田さん:
こだわりというか、強く印象に残っているシーンは、大森さんと露口家で銃を構え合うところですね。一日中、色々な角度から撮影をしていたので、最後の方は、大きな声を出しすぎて、声が嗄れてしまうほどでした。

●生田さん:
僕は、最後の絹子のシーンですね。絹子が自分のまわりにガソリンを撒いて火をつけるんですが、目前まで火が迫ってきて、とても熱くて(笑)。

●大友監督:
僕はあのシーン、生田くんがどういう表情をするのか楽しみにして撮影に臨みました。
「私は生きなきゃいけないの。私のために死んでいったお父さんのためにも」と言って、絹子は死んでいった、それを見つめる薪の表情がいいですよね。
露口の脳内を見たとき、殺人を犯している絹子を見た「第九」のメンバーたちは、絹子がサイコパスだという分析をしましたが、果たしてそうだったのか。あの最後の絹子の表情と台詞を聞いて、薪の中で絹子に対しての理解が変わっていったんですよね。彼女の中にサイコパスではない、もしかしたら違う想いがあったんじゃないか、ということに気づくシーンなんですが、セリフはないんだけど、そういうことをしっかり感じてくれている表情を生田君がしていたんですね。
犯人を掴まえなきゃいけないという仕事上の要請から、「第九」のメンバーは性悪説に基づいて脳内の映像を悪い方悪い方へと解釈していたけれども、もしかしたらそれだけではないのではないか。
性善説をベースに見ていくと全く違うことが見えてくるかもしれない、そのことに薪は気付いていく。そして、それこそが鈴木が薪に話した「美しい世界」の真意でもあったわけです。「第九」の薪たちが辿り着く終着点としては、すごく良い終わり方だし、生田くんがすごく良いお芝居をしているんですよね。
撮影前にどうしろこうしろって話したわけじゃないからね、そういったところが、俳優さんって理屈じゃなくて本能で掴まえていくからすごいと思いましたね。

終了時間が迫る中、より多くの質問に答えようと、登壇者の皆さんも早口で回答するなど
アットホームで、熱気を帯びた舞台挨拶でした。
質問を応募頂いた、全国の皆さん、ありがとうございました!

「秘密 THE TOP SCRET」2回目舞台挨拶
日にち:8月25日(木)16:55~
場所:丸の内ピカデリー スクリーン2
ご登壇者:生田斗真さん、岡田将生さん、大友啓史監督
MC:micさん


8/25(木)生田斗真さん、岡田将生さん、大友啓史監督登壇舞台挨拶(1回目)レポート

公開後の勢いもそのままに、満員の観客が詰め掛けた丸ノ内ピカデリー。
会場のお客様の中には2回以上観ているという方も多く、作品への大きな反響が感じられる劇場に、生田斗真さん、岡田将生さん、大友監督が登壇しました。
今回は、映画をご覧になった全国の方より公式Twitterにて3名に質問を募集、その質問にお答えいただきました!

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●生田さん:本日はお越しいただきありがとうございます。公開して2週間経ちますが、何度も観ていただいている方もいらっしゃるという事で、本当にありがとうございます。本作は衝撃的な内容ですし、胸にグッとくるものがある作品です。末永く本作を愛していただけると嬉しいです。

●岡田さん:僕自身、この映画が大好きで、いろんな方々に観ていただきたいと思っております。周りの方に広げていただけると嬉しいです。今日は宜しくお願いいたします。

●大友監督:ご来場ありがとうございます。やはり、作品を観た後の独特の空気が劇場に漂っていますね(笑)。本作はスタッフと共にいろんなチャレンジをし、これまで踏み込めなかった領域に踏み込むということをテーマに取り組みました。公開後、本作に対して様々な声が上がっていますが、それを一つ一つ見ながら楽しんでおります。今日は作品を観たばかりの方々にお話ができるという事で、有意義な場にしたいですね。

●MC:本作は、2回以上観られる方が本当に多くて、衝撃的な展開であったり、謎を呼ぶ入り組んだストーリーが話題を呼んでいます。生田さんの周りの方にも反響はありますか?

●生田さん:軽い気持ちで映画を観にいったら、ものすごいものを持って帰ってしまったというような声をたくさんいただいています。しめしめという感じです(笑)。

●MC:実は本作、生田さんとって10作目の主演映画と聞きました。改めて、生田さんにとってどんな作品になりました?

●生田さん:僕自身、いろいろなことにチャレンジしていきたいと思いながら仕事をさせて頂いているので、このタイミングで“ミスターチャレンジ”である大友監督に出会えて本当に良かったです。

●MC:大友監督から見て、生田さんの薪剛はいかがでした?

●大友監督:この役は「背中で感じてくれ」という本当に難しい役で、この若さで色々なものを背負った薪という役を演じられる役者はそうそういないと思っています。生田君とは初めての仕事だったのですが、ただ単に演じるのではなく、背負っているものの重さとか香りが漂ってくるような演技を、ストレスフルな現場の中で意識的にしてくれたなと、ひしひしと感じました。僕自身、彼からいろいろな刺激を受けましたし、新しい生田斗真が映画にあらわれているなと思っています。本作が、生田君の代表作になってほしいなと強く思っていますね。

●MC:生田さんに続き、もう一つおめでたいことがあります。先週の15日は岡田さんの誕生日でした!おめでとうございます!
岡田さんも本作では、これまでとは違った一面を見せられていらっしゃいますが、今年はどんな一年にしたいですか?

●岡田さん:斗真くんと同じく、僕もいろんなチャレンジをしていこうと日々お仕事をさせて頂いていますが、この作品もこれまでの演じてきた役とは全く違う、大きなチャレンジでした。これからも守りに入らずいろいろなことにチャレンジしていきたいなと思っています。

●MC:さて、ここからは公式Twitterで募集した質問にお答えするコーナーです!映画の謎を解き明かすような、内容に関する質問や、生田さん・岡田さん・監督への質問も寄せられました。(その中から12個をスクリーンに表示して、お3方に一つずつ気になるキーワードを選んでいただき、そのキーワードの元となる質問にお答えいただきました)

生田さん気になるキーワードはありますか?

●生田さん:うーん、どうしましょう。客席の皆さん、どうですか?

●客席:8番!

●生田さん:8番のキーワードは「生田斗真、5変化」ですか(笑)。では8番で!

●MC:「生田斗真、5変化」の質問は、「斗真さんは今回、死体のシーンが何回もありましたが、どれも美しかったです!撮影は大変でしたか?」です。

●生田さん:これは吉川晃司さん演じる貝沼が殺人を重ねる際に、被害者の姿を薪と重ねるというシーンなんですが、脚本にはない監督の現場で出たアイデアだったんですよね。撮影を進める中で、貝沼が殺した少年たちの姿に薪を重ねるのは面白いかも、とおっしゃって、撮影の一番最後に撮ったんでしたよね?

●大友監督:クランクアップ前だったね。だから生田くんのクランクアップは薪じゃなかったんです。死体の様子も、「血がこう飛び散って…」、「布団の羽がこうなって…」と、その場で決めていったから、ものすごく時間がかかりました(笑)。
薪の親友である鈴木(松坂桃李)がこの映像を見て精神錯乱を起こすんだけど、彼は刑事で死体をたくさん見てきた訳だから、生半可なものでは錯乱するはずがない。
死体の残虐さと言うような事とは別の、人間の精神の不可解さ、そこに巣食う底知れぬ感情の奥底を覗くような映像でなければなりません。と同時に、それを見た鈴木がショックを受ける様な、より鈴木の個性や心情に即した特別な理由が必要です。
友情に篤い真っ直ぐな心持ちの鈴木が、「もしこの映像を薪が見たら、28人殺しの原因が薪自身にあったことを確信し、繊細な心の持ち主である薪は良心の呵責に囚われ、精神を壊してしまうに違いない」と思うような映像になるよう、物語のバックグラウンドをしっかり考えながら撮りました。

●MC:監督の気になるキーワードは?

●大友監督:僕はさっきから「あの人から」というキーワードが気になっています。

●MC:こちらはなんと本作の鍵を握る、貝沼役の吉川晃司さんからの質問です!
「血みどろ担当の吉川です。次の血みどろはいつやりますか?」

●大友監督:吉川さんとやりたいことがあって、いろいろ話しているんですが内緒です。「下町ロケット」の続編とか、血まみれでやろうかな(笑)。

●MC:続いて生田さんに、「貝沼が死ぬシーンで突然監督が現場で思いつき、同じ衣装を着て撮影になりましたね。あの時、本当はなんなのそれって思わなかった?」と、吉川さんより質問です。

●生田さん:これは貝沼が牢屋の中で自殺する場面で、先ほどと同じように貝沼の顔に薪の顔が重なるというシーンです。実はこの撮影がすごく嬉しかったんです。撮影前に、吉川さんと同じ囚人服を着て一緒に写真を撮ってもらいました。吉川さんとペアルックだーって嬉しかったですね(笑)。

●MC:では生田さん、最後にもう一問だけいきましょう。

●生田さん:では「薪の秘密」で!

●MC:これは「薪さんがスーツの下にハイネックを着ていますが、その理由を教えてください。
また、薪さんの歩き方が最後変化しますが、それについても教えてください。」という質問です。

●生田さん:設定では、薪は常に防弾チョッキを着ているんです。昔は着ていなかったんですが、親友の鈴木を自らの手で殺してしまった事件以降、自分が死ぬときは記憶を他人に見られないよう、必ず頭を撃たれて死ぬように防弾チョッキを着ている。そのためのインナーとしてハイネックを着ているんです。
また、手を後ろに組んで歩いている癖は現場で思いついたものではあるのですが、少し傲慢な感じが出せればと思ってのことでした。また、薪は無駄な動きなどはなるべくしないだろう、という考えもありました。
撮影が終わった後、手を後ろに組む人間の心理状態を人から聞く機会があったのですが、「人の上に立っている」という自己顕示欲と、「人に心を読まれたくない」という自己防衛のあらわれなんだそうです。この仕草が、心理学的にも合っていて嬉しかったですね。

●MC:それでは最後に一言ずつ、ご挨拶をお願いいたします。

●大友監督:本作は皆さんに育てて頂く作品だと思っています。色々なことを発見して頂いて、それぞれ解釈をしてもらって頂くことがこの映画のテーマでもあります。一人でも多くの方に観ていただくように、今日観て持ち帰ったものを、周りの人に伝えてもらえると嬉しいです。本作をよろしくお願いいたします。

●岡田さん:さきほどの薪のハイネックのように、いろんなところに発見がある作品です。僕にとっても渾身の作品なので、ぜひ周りの人に広げて頂けるとうれしいです。

●生田さん:監督同様、皆さんに育てていただく作品だなと思っています。この作品を観て何を思ったのか、
皆さんそれぞれの解釈を、観た人同士で語り合いながら楽しんでもらえるとうれしいです。今日はありがとうございました!

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「秘密 THE TOP SCRET」1回目舞台挨拶
日にち:8月25日(木)16:00~
場所:丸の内ピカデリー スクリーン1
ご登壇者:生田斗真さん、岡田将生さん、大友啓史監督
MC:micさん


8/21(日)織田梨沙さん&大友啓史監督登壇!公開記念舞台挨拶レポート

この度、栗山千明さん、大森南朋さんに続き、本日8月21日(日)、織田梨沙さんと大友監督によるティーチイン舞台挨拶が新宿ピカデリーにて行われました。

最初に、白い衣装に身を包んだヒロイン・絹子役の織田さんが監督とともに登場。織田さんは本編とはうってかわって、緊張した様子で舞台挨拶へ。

そして、今回も本作『秘密 THE TOP SECRET』の秘密を監督とキャストが語りつくす!

ということで、織田さんと監督に直接話が聞けるこの貴重な機会に集まった約150人のファンで会場は満席となり、イベントはスタートとなりました。

<一言ご挨拶>
●織田梨沙さん:
今日は皆さん、ありがとうございました。
よろしくお願いします。

●大友啓史監督:
今日は織田さんと一緒ですが、映画と違って普段はこんなキャラの子なんです(笑)。
今日の彼女のテーマは、モジモジしないことだよね!(笑)

<ティーチイン>
●MC:早速、この会場から質問を受け付けましょう。質問したい方挙手お願いします!

●お客様:
清水玲子さんの原作のファンで映画を観に来たんですが、原作の中でもたくさんの事件が出てくる中、絹子の事件を選んでベースとして選んだ理由を教えてください。

●大友監督:
初期設定として、脳の中を覗くということが、どういうことなのかを分かりやすく提示できるネタって何だろう?と考えたときに、一番分かりやすいのが絹子の事件でした。

脳の中を覗くということは、「思いがけないことが起きる」ということなので、死刑囚の脳の中を覗いてみたら、実はその死刑囚とは全く違う人間が殺人を犯していた、しかも、それが娘だったということが、「思いかけないことが起きる」というインパクトを与えるのに、複雑すぎずに描かれており、分かりやすいかなと思いました。

また、原作と映画が大きく違う点として、脳内の記憶をどうやって見るかという点があります。原作では脳をそのまま取り出してスキャンして見るという仕組みなんですが、やっぱり脳というのは切り離した時点で、ただの臓器になってしまい細胞自体が死んでしまうので、記憶を取り出すということは100%不可能になります。そもそもが不可能に近い話ですから、そのままでもいいっちゃいいんですが(笑)、専門家が見ても少しは納得していただけるよう、映画では記憶を見るシステムをどうやって作るか、というのが大事だなと思っていました。ですので、入口の事件としては一番分かりやすくシンプルにして、システムの方をどう作るかを考えました。

●MC:
続いてTwitterからの質問にまいります。織田さんへ、「この演技は上手く表現出来た!というシーンはありますか?」ということですが、織田さん、いかがでしょうか?

●織田さん:
自分的には、ないと思います…(笑)
どのシーンも自分なりに努力しましたが、やっぱり演技って難しいなと思いました。

●MC
織田さんはこの作品で、女優デビューしたのですが、監督から見ていかがですか?

●大友監督:
彼女は英語得意なんですよね。帰国子女みたいな雰囲気ありますよね?
絹子っていう存在は難しくて、あれだけ人を殺していくということも含めて、この世のものならざるムードが欲しかったんですが、彼女は何か良かったんですよね。ミステリアスな雰囲気も含めて。未だに彼女のことは、良く分からないけど(会場笑)。

●MC:
と言われていますが(笑)、織田さんご本人はそういう自覚はあるんですか?(笑)

●織田さん:
友達からも、変人とか不思議ちゃんとか、変り者とかは言われます(笑)

●MC:
次にTwitterでいただいた質問です。「絹子と貝沼はどういう関係だったのですか?」ということですが、監督いかがでしょうか?

●大友監督:
これは色々な解釈があると思います。
この映画はミステリーとうたってはいますが、普通の謎解き映画とは少し違うところがあると思うんです。劇中でも触れていますが、脳内映像というのは何が真実か結局分からないんですよね。脳は主観によって変容しますから。例えば、「第九」は脳内映像を視て、彼女の行動を調べあげた結果、彼女がサイコパスだという定義をしているけど、それはあくまで「第九」の分析によるものであって、果たして本当に絹子がサイコパスだったかどうかは分からない。絹子がああいう行動を起こしたことに対して、果たしてどんな理由があったのかも、どういうスタンスで、どういう見方をするかによっても変わってきますよね。

絹子と貝沼の関係についても、あえてぼかしてるところもあるんです。
思春期の時、自分に自信がなく迷っていて、どう生きたらいいのか分からないという時、背中を押してくれる人や場所って色々あったと思うんですね。必ずしも前向きな影響ばかりではないってことで言うと、自己啓発セミナーやカルト的な宗教とかもそこに含まれる。今回では、その1つとして「学び舎」という自己啓発のための学校みたいなところがあったんですが、そこに何かしらのきっかけで絹子が通うようになり、何かしらの方法でそこに貝沼が紛れ込んでいる。でも、果たして貝沼は先生だったのか?など、そういう部分は、ある種それぞれの解釈に委ねる作り方をしています。もちろん僕の方である設定は創っていますし、実際撮影もしている。ただ、あのブロックで大事なのは、貝沼と絹子の間に関係があったということが全てで、あまり説明したくないと思っていて。

映画の楽しみ方として、見る方の個人的な経験のバックグラウンドの中で、補填しながら見る自由ってあると思っているんです。この作品が、まさに脳内をテーマにした作品である以上、僕はそれぞれの観る方の脳内の想像力に委ね、「説明をしすぎない」という部分にこだわったところがあります。その辺を上手に補填していただき、楽しんでもらえると何よりも嬉しいですね。

●MC:
次はTwitterでいただいた質問です。「ネタばれですが、ラストシーンの少年と一緒のおさげの少女は誰?絹子か妹か全くの第三者?私的には真っ直ぐなままの絹子かなと」いうことですが、いかがですか?

●織田さん:
あれは絹子です。
犯罪を犯す前の絹子ですね。

●MC:
露口の記憶の中にも出てきますが、昔の犯罪を犯す前の絹子と、殺人犯となった絹子と、すごく振れ幅がありますけど、織田さんは演じていていかがでしたか?

●織田さん:
私はいつもモジモジしちゃいますが、絹子は芯があってみんなを騙して、誘惑しなくちゃいけない。取調室で、大森さん演じる眞鍋に問い詰められても動揺しないようにと頑張りました。あのシーンは、オーディションの時からやっていたので、記憶に残ってます。

●お客様:
「第九」の方が着てるファッションがすごく素敵だなと。デザインは同じでも、少しずつそれぞれ違うように感じたのですが、監督のこだわりですか?
あと、薪さんがインナーとしてハイネックを着ているのも気になりましたが、何か意味があるんでしょうか?

●大友監督:
衣裳は、いつも一緒に仕事をしている衣裳デザイナーの澤田石さんにお願いをしました。この映画は未来という設定ですが、スーツというのは100年前からあって、その時々の流行によって形が違います。そこで、今のモードとは違うモードというのをベースにデザインして、肩部分の形を変えたり、3ピースのボタン部分がホックになっていたり、ちょっと見ただけでは分からないかもしれませんが、普通のスーツと違うよね、というのを狙って、作りました。

あと、薪が着ているインナーについてですが、原作で薪は「殺すときは、俺の脳を撃て」と言っているんですよね。映画でもその台詞は最終的にカットしましたが、撮影はしています。彼の頭の中というのは、様々な犯罪者や被害者の脳内映像が入っていて、いわば国家機密が詰まっている。だから自分が死ぬときは、それを人に見られないように頭を破壊してくれ、と言っているのが薪というキャラクターなんです。なので常にスーツの下に防弾チョッキを着ている。その防弾チョッキの上に着る、また頸動脈を守るということもあって、ハイネックを着ているんです。

それをベースにして、もともと薪という役は、すごくストレスのある役なので、実際に生田さんにストレスを与えるためというのもありました。あれはすごく暑いですし。
ストレスだけは演じようとしても演じられるものではなく、滲み出てくるものなので、嫌がらせのような演出の一環でもありますね(笑)。

●お客様:
監督にお聞きしたいのですが、織田さんに対して何か特別な演出方法はされたのでしょうか?

●大友監督:
織田さんはこれから色々な技術を磨いていくと思うんですが、今の織田さんでしか撮れないものを撮りたいと思いました。なので、撮影に入る前に、演技の訓練とかもやめてくれというのを言っていました。織田さんは、こんな雰囲気を持った方なので、演じるということに自覚的になりすぎちゃうと面白くなくなるんじゃないかと思ったんですね。
彼女のミステリアスな雰囲気そのままで、どうやって等身大でぶつかってくるかなというのを楽しみにしていました。

ただ、細かいところは少し話しましたね。実は絹子はサイコパスではなく、父親に対する愛情が過度にある人で、ものすごくピュアだったのかもしれないよ、など。愛憎と言う言葉がありますが、振れ幅が尋常ではないということです。でも決めつけるのではなく、「かもしれないよ?」ということを話して、色々なヒントを与えてはいたと思います。

原作では、絹子は父親にレイプされたことをトラウマとして持っているんですが、そういう設定は映像の物語としてはよくあるかなあと。だから、何をトラウマとして設定するかと考えたとき、この映画ではもう少し違うものを描くためにはどうしたらいいだろうと考えました。皆さんも覚えがあるかもしれないですが、アイデンティティが確立する前の、10代の思春期の暴走ってあるじゃないですか。誰かに背中を押されたら、爆発しかねない暴力的な、過剰なエネルギーを潜在的に持っているのが思春期だと思うんですが、絹子の場合は、そのエネルギーが少し違う方向にいってしまったんです。愛情が多い分、誰かに自分を見つめてほしいという気持ちがすごく強いし、求めるものも非常に強い。
管理され、抑圧され、脳の中も見られてしまう時代に、人間(絹子)が本来持っている野性的で動物的なエネルギーはどう暴発していくんだろうかと。そういう部分を映画のオリジナルとして描きたいと思っていました。

●お客様:
原作も読んでおらず、初めてこの映画を拝見したんですが、絹子がすごく第九のことを毛嫌いしているのは、どんな理由からなのでしょうか?

●大友監督:
あれもいろんな解釈があるんですよね。
父親が国際的な脳科学者であるというのは映画オリジナルなんですが、死んだら脳の記憶を覗かれるというのが分かっているので、彼は家族の脳も破壊して、自分も死刑台に上ったんですよね。
最後のシーンで「父は私に生きろと言った。だから私は生きなくちゃいけない。私の代わりに死んでしまった父のために」という絹子のセリフがありますが、絹子は父親の自分への愛情を理解しています。父親が自分の身代わりとなって何を隠して死んでいこうとしたのか。でも、「第九」に脳を覗かれた瞬間に、犯人が実は誰だったのかというのが分かってしまう。自分の身代わりになって死んでくれた父が、隠そうとしたことがバレてしまう。父の願いが無駄になってしまう。脳を覗いてすべてを明らかにすることは、父親の想いを台無しにする行為なんですよね。だから絹子は、「何で今更それを」という想いと、脳を視るということに対する憎しみを抱えているんですよね。

●お客様:
先ほど、織田さんは本作が初めての演技で、オーディションで選ばれたということでしたが、何か決め手はあったんでしょうか?

●大友監督:
このミステリアスぶりですね。
実は、オーディションの時も、そうそうたる女優陣が来てくれたんですが、未知の殺人鬼・絹子を演じてもらうという時に、ある種の匿名性だったり、僕らが分からない存在でいてほしいというのがあったんです。そんな中、彼女の鮮度もそうですが、絹子という役を覚悟をもってトライしてくれてるのがわかった。その覚悟がオーディションでも伝わってきたんですよね。

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今回もTwitterで募集した質問だけでなく、もう3回も映画を観ているというファンや、原作ファン、初めて本作を観たファンなど、会場からは多くの挙手が上がり、織田さんと監督がそれぞれ丁寧に質問に答えていく中、名残惜しくも終了時刻間近に。

そして最後のフォトセッションでは、マスコミによる撮影だけでなく、前回と同様に客席の皆さんによる撮影も行われるとなり、客席からは「おぉ~!」という声と共にたくさんの携帯電話が取り出され撮影会となり、興奮冷めやらぬままイベントは終了となりました。

<イベント概要>
映画『秘密 THE TOP SECRET』公開記念舞台挨拶
日程:8月21日(日)18:40~
場所:新宿ピカデリー スクリーン8
登壇者:織田梨沙さん、大友啓史監督
MC:新垣弘隆プロデューサー(松竹)


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